【書評:うまくいっている人の考え方】自尊心が低いと行動できない!!

皆さん、お疲れ様です!

今日は、ジェリー・ミンチントンさんの「うまくいっている人の考え方」を読んだので、その内容の要約や感想を記載します。

この本を読んだ理由は、自分のこれまでの行動を見直したいと思ったからです。成功している人の考え方を知ることで、自分のこれまでの行動にどのような問題があり、どう改善すればよいのか知ることができると思いました。

この記事では、この本について下記の項目でまとめました。一つずつご紹介していきます。

 

概要

この本の内容を簡単にまとめると下記の通りです。

  • 自尊心を高める方法を100個紹介している。
  • 著者の考えとしては、自尊心が低いと自信をもって行動することができず、仕事や人間関係に支障をきたすとのこと。自分との関係がうまくいっていないのに、他人との関係がうまくいくはずがない。
  • 注意点は、自尊心とプライドは別のものであるということ。
  • 自尊心を高める方法として、著者が思う最も大切なことは他人と自分を比較しないこと。その理由は、自分の価値は自分の個性によるものなので、他人と比較しても意味がないから。

 

気になったトピック

100個すべての方法について紹介することはできないため、この本を読んで気になったトピックをピックアップします。

1.失敗しても自分をけなさない

失敗は貴重なことを学ぶ、いい機会である。失敗するたびに間違った解決法がなくなり、正しい解決法に近づくためである。失敗は自分が学ぶために不可欠なものである。失敗しても、自分の価値が下がるわけではない。

2.自分のしたいことをすることが一番大切である

他人の意見を優先すればするほど、自分の生き方を選ぶ自由を失う。他人にどう思われるかを重視するあまり、他人の期待に応えることを行動指針にしてしまっている。それによって、自分が本当にしたいことをする自由が失われている。

3.自分の価値を疑わない

「あなたは価値のない人間だ」と勝手に評価してくる人がいるが、その人は自分より劣っている存在を基準とすることで、自分の価値を高められると勘違いしてるからだ。他人がなんと言っても人間の価値を決定する絶対的基準などない。そのため、他人の基準に合わせて、自分を変える必要などない。

4.自分で考え、自分で決める

自分の人生の決断を相手に委ねてはいけない。理由は、自分で決断する習慣が身につかなくなり、他人の判断に頼ってしまうからである。。相手のアドバイスに耳を傾けることは大切であるが、自分がとった行動の結果は、最終的に自分に返ってくる。自分のことを一番わかっているのは、自分自身であるため、自分の判断が自分にとって最良である。

5.感謝の言葉、誉め言葉はすぐに口にする

感謝の気持ちを伝えるタイミングを先延ばしにする傾向があるが、すぐに伝える習慣を身に着ける。相手に感謝の気持ちを表現することで、自分が寛大な気持ちになるだけでなく、相手も向上心を掻き立てられる。これは、相手の能力、技術、熟達度に関係なく、どのような人でも「もっと、がんばろう」という気持ちになる。

6.人との出会いを楽しむ

内気な人たちは、自分ことばかり考えており(相手に認めてもらえないことを恐れる、自分の欠点の露呈を恐れる、自意識過剰など)、愉快な人たちと出会う機会を逃してしまいがちである。出会いの機会を大切にし、いい人間関係を構築することができれば(良い人間関係はお互いの共通点が多いほど構築しやすい)、成功を分かち合うことができ、お互いが恩恵を受けることができるようになる。

7.耳の痛いことでも快く受け入れる

建設的な批判は、自分を否定してくることとは違うため、しっかり聞いて自分の向上に役立てる。健全な自尊心を持っている人は、建設的な批判に感情的になることはないが、自尊心が不十分な人は、建設的な批判に対し、攻撃された、または落ち込んだりと快く受け入れることができない。的を得た指摘をしてくれる人がいることは、幸せなことであり、「ありがとう」と感謝のお礼を言うくらいの度量の広さが必要である。

8.自分の間違いに責任をもつ

間違いを犯したときは、洞察を深める絶好の機会であるが、一部の人は自分の間違いの原因が他人にあると考えてしまう。賢い人は、問題に遭遇すると、人生の質を高められる絶好の機会だと考える。そして、どんな行動をとっていたら問題を避けることができたかを考え、洞察を深める。これによって、貴重な知識が身に付き、同じ間違いを繰り返さずにすむ。

9.一部の人に嫌われていても気にしない

全ての人に好かれる必要はない。人々の多様性を考えると、自分のことを嫌っている人がいることは、当然のことである。だからといって、自分に問題がある訳ではないため、よほどの問題がない限り自分を変える必要はない。

10.人がいつも理解してくれると期待しない

「誰も私を理解してくれない」と嘆くより、言葉ではっきりと伝える。「誰も私を理解してくれない」と考えているとき、自分が何も言わずとも他人がそれを満たしてくれることに期待してしまっている。ほとんどの人は自分ことすら完全に理解していないのに、他人にそれを求めることは不合理である。それよりも、言葉ではっきりと伝えた方が良い。

まとめ

私はこの本を読んで、もっと自分に自信をもって生きようと思いました。他人が自分のことをどう考えているかと考えがちで、自分らしい行動をとることができませんでした。これからは、間違っても良いので、もっと他人に自分の意見を伝えようと思います。

この記事を読んで、この本が気になったらぜひ読んでみてください。

 

 

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