週末、趣味のカメラで写真撮影を楽しんでいる私です。

6月は紫陽花が見ごろだったので、近くの紫陽花が撮影できる観光スポットに出かけました。

紫陽花って雨上がりに撮影するとすごくきれいなんですよね。

まぁ、紫陽花の話は置いといてて、そんなこんなで、今週紫陽花の撮影に出かけたのですが、不思議な光景に遭遇しました。

今週、私が行った観光スポットは紫陽花だけでなく、フォトジェニックな写真が撮影できるものがものがあるんですよね。

それが、アンブレラスカイ（この記事書くまで名称を知らなかった）で、色とりどりなパラソルを何個も吊るして飾ってあり、非常に見応えがあります。

つい、シャッターをパシャパシャと押したくなってしまいます。

他にも周りに私と同じようなおっさんどもがいたのですが、その中で1組、変わった恰好をした若者たち（男1人：女2人）がいました。

変わった格好と言っても悪い意味ではなく、女性1人がウエディングドレスのような服を着ていて、男性がタキシードような服を着ていました。

はぇ～、珍しい格好してるなーって思ったのですが、まぁ私には関係ないので、特に気にもせずパシャパシャ写真を撮ってました。

ただ、若者たちは、ショート動画撮りたそうにしていたんですよね（多分ですが）…でも、その動画に周りのおっさんどもが入ってしまうので、困っているようでした。

「あ、邪魔ですよね…すいません」とおっさんどもに気を使っている若者たちがあまりにも可哀そうだったので、とりあえず私は彼らの撮影が終わるまで待つことにしました。

ベンチに座って、冷たいお茶を片手にしばらくスマホを眺めてました。

そうしたら…いつの間にか、若者たちを被写体とした撮影会が始まってました。

はぁ？って思ってその様子を見ていたのですが、おっさんどもがこぞって女性2人を撮影しているんですよ。

雇われのカメラマン？って思ったのですが、最初若者3人でスマホで撮影していたので、多分違うだろうと…そう思ったら、非常に不思議な光景でした。

しかも、なぜかおっさんが楽しそうに彼女たちにコーチングしてるし…（こう動いたらもっといいよーとか、それだと不自然だねとか）

なんか女性側もそれに応じているし…何が起こっているのか全然わかりませんでした。

ただ、そんな中でね、端の方で1人ぽつーんと様子を見ている人がいたんですよ…

おっさんどもが彼女たちをちやほやしながら撮影している横でぽつーんと…彼が、一人で。

ちょっとね…可哀そうでね…見てられなかったですね…さっきまで、3人で楽しそうにしてたのに、なんでこうなったのか。

そんな状態がしばらく続いたら、

女性「彼との結婚式で…ゴニョゴニョ」

おっさん「え！？それなら2人セットで撮らないとね！」

と、やっと彼も交えた撮影が始まりました。

撮影後、撮った写真、動画を彼らに転送していました。

おっさんたちは非常に満足げな感じが見ていて伝わりました。若者たちも笑っていましたが…その心中はわかりませんでした。

若者たちは嬉しかったんですかね？迷惑だったんですかね？

ここからは私のとんでもなく勝手な推察です。

どういう経緯だったのかはわからなかったのですが、たぶんおっさん側から話を持ち掛けたんじゃないかなーって思ってます（撮ってあげようかーみたいな）。

でないと、男性1人が取り残されるなんて状況はあり得ないと思うんですよね（結婚式に使う写真or映像を撮りに来てたと思うので）。

そう考えると、若者たちにとっては、もしかしたらちょっと迷惑だったのかもしれませんね。

おっさんどもに撮影してもらうメリット特にないですからね。もし必要なら、カメラマン雇っているでしょうし、スマホありますし。

とにかく、若者たちが目的をちゃんと果たすことができて、満足した気持ちで帰ったことを祈るばかりです。

と、不思議な光景に出会った週末でした。

そして、そんな状況を見届けてから、私は撮影を再開しました（もう人が増えてきていたので、直ぐに切り上げることになりましたがね…）。