お疲れ様です。すずなりです。
みなさん、どのような方針で投資を行っておりますか。
今回、「配当金シミュレーション」という、目標とする配当金に必要な投資額と配当利回りをまとめた表を見つけました。
この表を用いることで、地に足を付けた資産形成の方針を考えることができるのではないかと考えております。
今回は、この表を用いて、FIREまたはサイドFIREに必要な投資額について考えてみました。
目次
配当金シミュレーション
下記、引用した表より、配当利回りと目標とする配当金から、必要な投資額がわかるようになっております。
この表の便利な点は、税引き後の金額が記載されているところです。
投資熊@一般人の投資さんが作成した表なのですが、非常にわかりやすくできております。
この表を用いて、FIRE、サイドFIREに必要な投資額を考えていきたいと思います。
配当金のみでFIRE後の生活を支える場合のシミュレーション
例えば、FIREのために必要な生活費が20万円/月の場合、表より、配当利回りが3.0%では8,000万円の投資が必要となります。
さらに、税引き後では、配当利回りが3.0%⇒2.39%になるため、20万円/月を得るには、約1億円の投資が必要であることがわかります。
約1億円の投資となると一般の人にはかなり厳しいのではないかと思います。
その場合、配当利回りを上げることができれば、必要な投資額は少なくすることができます。
利回り8%であれば、税引き後3,765万円で、20万円/月を得ることが可能になります。
しかし、利回り8%はあまり現実的な話ではありませんよね。ほとんど見たことがありません。あったとしても個別株の一括投資となり、リスク分散ができないと考えられます。
長期運用を考える場合、現実的な配当利回りは、4.0%が限界なのではないでしょうか。その場合、少なくとも7,530万円必要となることが考えられます。
日本の会社員の平均年収が433万円と考えると、手取りが約340万円となります。
普通に働いて、7530万円の資産を築くことはかなり時間がかかるのではないかと思われます。
FIREを目指すよりも、老後のための資産形成の方が良いのかもしれません。
配当金でサイドFIREの生活を支える場合のシミュレーション
では、サイドFIREを目指した場合はどうでしょうか。
サイドFIREに必要な配当金を10万円/月と仮定した場合、表より、配当利回りが3.0%では税引き後5,000万円の投資が必要となります。
5,000万円でも十分高額な投資ですが、FIREを目指すよりもハードルが下がり、現実的な投資額になったのではないでしょうか。
配当金による完全な不労所得での生活を目指すよりも、給与所得+配当金での生活を目指した方が、早期に会社に依存しない生き方ができるのかもしれません。
給与所得に関しては、配当金で賄えない分を稼げれば良いため、今の会社に依存する必要がなくなることが考えられます。
それこそ、副業、アルバイト、ギグワーク、非正規雇用であったり、週3日の労働、1日5時間の労働など、今よりもダウンシフトした働き方を選択することができるのではないでしょうか。
本業でサイドFIREのための資産を築いている間に、クラウドソージング(ココナラ、クラウドワークスなど)で自分稼ぐ力を身に着けておけば、サイドFIRE後により自分らしい生き方を選択できることが考えられます。
まとめ
今回、配当金シミュレーションから、FIRE、サイドFIREの可能性について考えてみました。
私が作ったものではないので大変恐縮ではありますが、非常に便利な表なので、皆さんもぜひご活用ください。
私の場合、少しでも早くに今の会社への依存しない人生を歩みたいため、サイドFIREを目指して資産を形成していきたいと考えております。
また、サイドFIREへの生活を少しでも早めるために、副業、倹約等で投資のための種銭を増やしていきたいと思います。
以上、ここまでご覧いただきありがとうございました。